メール相談Q&A

カウンセリングと当日の施術を希望してます。術後他院でのシリコンバッグの入れ替えを希望してます。
当日に施術は可能でしょうか？
性行為については痛み等が感じられる事はありますか？
ひだの形成と言うのはどのようなものでしょうか？
膣内の方の緩みと筋力が腸が伸びているためありません、4人出産してます。
そのような場合の施術も同じ施術で効果があるのでしょうか？
ダウンタイムについては産後の会陰切開後と同じ位でしょうか？

ドクターより

日程のご都合の関係でカウンセリング当日の施術をお受けになる方もいらっしゃいますが、膣縮小術は他の婦人科形成手術よりも出血が多めになる場合がありますので、もともと貧血気味の人に手術を行うと更に貧血になるため、手術後の社会復帰が遅れる可能性があります。

このため手術前にご来院いただき、診察カウンセリングと同時に採血検査を行って貧血の有無を確認し、もし明らかに貧血があった場合には内服薬によって改善してから手術、という手順とするのが安全で望ましいと思います。女性の場合は毎月の生理の出血があるため、自覚症状がなくとも慢性的な貧血になっている方が珍しくありません。
よほど病的な貧血でない限り、1～2週間の内服で貧血が改善しますので、2月上旬に一度ご来院いただき、診察カウンセリングや採血検査を受けることができれば理想的です。

膣の手術後に他院でシリコンバッグの入れ替えをご予定とのことですが、手術後の回復期間には個人差がございますので、あまりタイトなスケジュールにはされないほうが良いと思います。

性行為については、縫合部分の回復を待つため手術1ヶ月後から再開可能としております。はじめは性行為によって多少の痛みが生じる場合があります。ですが当然回復するにつれて痛みはなくなっていくものですので、時間が解決するものとお考えください。

当院の手術法は膣縮小術の際に膣の皮膚（粘膜）だけ縮小するのではなく、膣の周りを取り囲む筋肉と皮膚（粘膜）の両方を縮小する手術を行うのですが、この際に筋肉をしっかり縮小させて、膣の皮膚（粘膜）を少しゆとりを持たせて縮小させることで、膣の皮膚（粘膜）のたわみを少し残して膣内にヒダを形成したようにするというものです。これをヒダ形成と表現しておりますが、ヒダ形成の効果には個人差があります。

膣の内部まで切開縫合しますので、ダウンタイムについては産後の会陰切開後と同じ位か、それより少し長い場合もあるとお考えください。