陰部わきが手術
(クワドラカット法)

どのような治療ですか?

陰部には、わきの下と同じようにわきが症状(汗が臭う症状)がでることがあります。
陰部には誰でも汗をかきますが、わきが体質の方の場合、独特の臭気を発します。
陰部のわきが臭気を発する汗の元を取り除く手術が、陰部わきが手術です。

どのような症状に適していますか?

わきの下、耳の穴の中、陰部、など体の限られた部分の皮膚だけに、アポクリン汗腺という脂肪分の汗が出来る部分があります。
アポクリン汗腺が誰にでもあるものですが、遺伝によりアポクリン汗腺が著しく発達している人が、 日本人では約10%いると言われており、これをわきが体質と呼んでいます。

わきが体質は病気ではありませんが、アポクリン汗腺から出た汗は独特の臭気を発するので、エチケット状で気になる場合があります。

自分の体臭というのは他人に指摘されないと気付きにくいものですが、見分け方として、下記が参考になります。

  • 親、姉妹のわきの汗が臭う。
  • 耳垢が湿っている。
  • 洋服に付いたわきの汗が黄ばみやすい。
  • わきの下や陰部の汗が、どちらかというとベタベタしている。

手術方法

産婦人科の診察台のような手術台に両脚を乗せて仰向けになります。
陰毛は全体的に剃毛します。

麻酔後に両側の太ももの付け根を5mmほど皮膚切開し、先端に汗腺を削り取るシェーバーが内蔵された細長い管を皮膚の中に挿入して、 陰毛が生えている範囲を中心に、皮膚の中の汗腺を除去します。(クワドラカット法)

手術が終了したら、患部に圧迫用のガーゼを当ててご帰宅です。


手術は痛いですか?

当院の麻酔は、ナノニードルという極細の注射針で行うので、通常の麻酔よりも痛みを感じにくいです。
それでも心配な方には、笑気麻酔(マスク麻酔)や静脈麻酔をオプションで追加することもできます。

手術後の通院、生活、性交渉

手術後、麻酔が切れると若干痛みが出る場合があります。その前に痛み止めを内服し、手術当日はできるだけ安静にお過ごしください。
通常、日常生活や家事、事務仕事は翌日から可能です。

また、入浴は1週間後から可能です。
飲酒や運動は1週間控えてください。
性行為は1ヶ月間控えてください。

膣の中は溶ける糸で縫合するため抜糸の必要はありませんが、傷の治りを診察しますので1週間後に通院があります。
また、膣の出口付近をナイロン糸で縫合する場合があり、この場合は1週間後に抜糸の通院があります。
この他心配なことがあれば、いつでも無料で診察します。

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