- 小陰唇の外見(大きさ、色素・黒ずみ、左右差、形のいびつさ、など)が気になる。
- パートナーに指摘された。
- 男性経験が多いと思われないか気になる。
- 介護の為に見た目を整えたい。
- ジーパンをはいた時、自転車のサドルに座った時などに違和感を生じる、あるいは痛い。
- 炎症を起こしやすい。
- 汚れが溜まりやすく臭いが気になる。
- 尿が小陰唇に引っ掛かるので、排尿しずらい。
小陰唇縮小術は、肥大した小陰唇を部分的に切除して小さく形を整える治療です。
小陰唇の悩みは婦人科・女性器の悩みの中で最も多く、年齢も10代から70代くらいまでの患者様が来院されます。
小陰唇縮小は、小陰唇が肥大したことによる症状の改善に適しています。
実際には、下記のような理由でのご相談が多いです。
産婦人科の診察台のような手術台に両脚を乗せて仰向けになります。
最小限度(通常はIラインのみ)に剃毛します。
担当医が切除ラインを正確にデザインし、麻酔後に肥大部分をメスで正確にカットして縫合することにより、大きさや形を整えます。
手術終了後は患部にナプキンかガーゼをあて、異常な出血がないかを確認するために30分程度ベッド安静で様子を見て、 問題がないのを確認してご帰宅です。
当院の麻酔は、ナノニードルという極細の注射針で行うので通常の麻酔よりも痛みが少ないのが特徴です。
それでも心配な方には、笑気麻酔(マスク麻酔)や静脈麻酔(無痛麻酔)をオプションで追加することもできます。
手術後、麻酔が切れると若干痛みが出る場合があります。その前に痛み止めを内服し、手術当日はできるだけ安静にお過ごしください。
手術後は微量の出血が数日程度あるので、この間はナプキンかガーゼを患部に当ててお過ごしください。
通常、日常生活や家事、事務仕事は翌日から可能です。
また、シャワー浴は翌日から可能、湯船の入浴は1週間後から可能です。
飲酒や運動は1週間控えてください。
性行為は1ヶ月間控えてください。
表面をナイロン糸で縫合する場合は1週間後に抜糸の通院があります。
一方、溶ける糸で縫合する場合は抜糸の必要がなく通院不要です。
ナイロン糸でも溶ける糸でもどちらでも、仕上がりに変わりはありません。
当院ではご希望によってどちらかを選択していただけます。
なお縫合糸の種類によらず、心配なことがあれば、いつでも無料で診察します。
副皮(ふくひ)とは、小陰唇と大陰唇の間にあるヒダ状の皮膚のことです。
副皮が全くない人もいますが、クリトリスにかけてヒダがある方や、片方だけにある方もいます。
病気ではありませんが、ヒダの間には汚れがたまりやすいのでニオイや炎症の原因になる場合がありますので小陰唇縮小手術と同時に治療することをおすすめします。