大陰唇縮小術は、肥大した大陰唇を部分的に切除して小さく形を整える治療です。
大陰唇縮小は、大陰唇が肥大したことによる症状の改善に適しています。
大陰唇が肥大すると、小陰唇など、大陰唇の内側にある外性器が覆われたようになるために外見が気になる、汚れが溜まりやすく臭いが気になる、炎症を起こしやすい、排尿や性行為がしずらい、などの症状を感じることがあります。
産婦人科の診察台のような手術台に両脚を乗せて仰向けになります。
最小限度(通常はIラインのみ)に剃毛します。
その上で、麻酔後に肥大部分をメスでカットして縫合することにより、大きさや形を整える手術です。
表面の縫合は、顔の美容整形と同じ極細のナイロン糸で行います。
当院の麻酔は、ナノニードルという極細の注射針で行うので、通常の麻酔よりも痛みを感じにくいです。
それでも心配な方には、笑気麻酔(マスク麻酔)や静脈麻酔をオプションで追加することもできます。
手術後、麻酔が切れると若干痛みが出る場合があります。その前に痛み止めを内服し、手術当日はできるだけ安静にお過ごしください。
手術後は微量の出血が数日程度あるので、この間はナプキンかガーゼを患部に当ててお過ごしください。
通常、日常生活や家事、事務仕事は翌日から可能です。
また、シャワー浴は翌日から可能、湯船の入浴は1週間後から可能です。
飲酒や運動は1週間控えてください。
性行為は1ヶ月間控えてください。
1週間後に抜糸をするので通院があります。